
ヘッドのスピードシリーズでラケット選びに迷ったら、ヘッドスピードとの相性から考えると整理しやすいだワン。
ヘッドのスピードシリーズでラケットを選びたいけれど、自分のスイングやヘッドスピードに合うモデルが分からず不安になっていませんか?スペック表には重さやバランスの数字が並びますが、それが実際の振りやすさや打ちやすさにどうつながるのかイメージしづらい人はとても多いです。
この記事では、ヘッドのスピードシリーズをヘッドスピードとプレースタイルの観点から整理し、納得して1本を選ぶための考え方を紹介します。読み終える頃には、ショップやネットでスペック表を見ても自分に合う候補を絞り込みやすくなり、ラケット選びがぐっと楽になるはずです。
本記事で整理していくポイントは次の三つです。ざっくり眺めてから読み進めると、自分が特に知りたいところを見つけやすくなります。
- ヘッドのスピードシリーズとヘッドスピードの基本的な関係
- 各モデルのスペックとヘッドスピード別のおすすめゾーン
- 実際の選び方の手順とセッティング、よくある失敗例
ヘッドスピードは数字だけでなく感覚も大事なので、難しい理論は最小限にしつつ実戦で役立つ目安に絞って解説します。自分のプレーを思い浮かべながら読み進めてみましょう。
ヘッドのスピードシリーズとヘッドスピードの関係を理解してラケットを選ぶ
ヘッドのスピードシリーズをヘッドスピードの観点から捉え直すと、自分にとって振り抜きやすいラケットかどうかが見通しやすくなります。まずはヘッドスピードという言葉の意味と、スピードシリーズがどんなプレーを想定しているのかを整理してみましょう。
ラケットのヘッドスピードとは何かをシンプルに押さえる
テニスで言うヘッドスピードは、インパクトの瞬間にラケットヘッドがどれくらいの速さで動いているかを指す考え方です。ヘッドスピードが速いほどボールに伝わるエネルギーが増えやすく、スピン量やボールスピードも上げやすくなりますが、同時にコントロールの難しさも増えていきます。
ヘッドのスピードシリーズが得意とするプレースタイル
ヘッドのスピードシリーズは、速いテンポのストローク戦でも攻守の切り替えがしやすいオールラウンド志向のラケットとして位置づけられています。軟らかめの打球感と適度なパワー、しなやかなボールコントロールを両立させることで、現代的なヘッドスピードの高いラリー展開に対応しやすい設計になっています。
ヘッドのラケット全体で見たスピードシリーズの立ち位置
同じヘッドの中には、より楽に飛ばせるブーンやインスティンクト、スピン特化のエクストリーム、クラシカルなコントロールのプレステージなど多くのシリーズがあります。スピードシリーズはその中間的なポジションで、パワーとコントロールのバランスを重視しつつ、ヘッドスピードをしっかり使うプレーヤー向けに設計されているのが特徴です。
ヘッドスピード別に見たスピードシリーズの得意ゾーン
ヘッドのスピードシリーズは、極端にゆっくりなスイングよりも中くらいからやや速いヘッドスピードのプレーヤーにフィットしやすい傾向があります。毎回しっかり振り切ることを意識している人や、試合でテンポよく攻めたい人にとって、スイングの速さをリニアにボールスピードへ変換してくれる扱いやすいシリーズと考えられます。
ヘッドスピードと相性を見るためのスペックの読み方
ヘッドスピードとの相性をチェックする時は、重量、バランスポイント、フェイスサイズ、フレーム厚、ストリングパターンといった基本スペックを見ると判断しやすくなります。ヘッドのスピードシリーズでは同じ100平方インチ前後でも、310g前後の上級者向けから270g台の軽量モデルまで揃っており、自分のヘッドスピードに合わせた選択肢を持てる構成になっています。
ここまでで、ヘッドのスピードシリーズがヘッドスピードをしっかり使うプレーヤー向けのバランス型シリーズだとイメージできたと思います。次の章では具体的な各モデルのスペックと、どのヘッドスピード帯に向いているかを詳しく見ていきましょう。
ヘッドのスピードシリーズ各モデルの特徴をヘッドスピード別に整理する
ヘッドのスピードシリーズと一口に言っても、プロやツアーからMP、MP L、TEAMまでモデルが細かく分かれており、初めて見ると違いが分かりづらく感じます。ここではヘッドスピードの速さとプレーヤーレベルを軸に、それぞれのモデルの位置づけを整理していきましょう。
SPEED PROとSPEED TOURは高いヘッドスピードの上級者向け
スピードプロやスピードツアーは、310gや305g前後の重量と、手元寄りのバランスを持つ上級者向けモデルです。細かいストリングパターンや小さめのフェイスサイズにより、速いヘッドスピードで振り切った時にこそコントロール性能が高く発揮される設計なので、試合で攻め続けたい競技志向のプレーヤーに向いています。
SPEED MPは標準的なヘッドスピードのメインターゲット
スピードMPは、100平方インチで300g前後、バランス320mm付近といういわゆる黄金スペックを採用したメインモデルです。中級から上級まで幅広いヘッドスピードのプレーヤーが扱いやすく、振った分だけ素直にボールが飛んでくれるフィーリングなので、スピードシリーズ入門の1本としても選びやすい位置づけになっています。
| モデル | 重量目安 | バランス目安 | フェイスサイズ | 想定ヘッドスピード |
|---|---|---|---|---|
| SPEED PRO | 約310g | 約310mm付近で手元寄り | 100平方インチ | 速い〜とても速い |
| SPEED TOUR | 約305g | 約315mmでやや手元寄り | 97平方インチ | 速い |
| SPEED MP | 約300g | 約320mmで標準的 | 100平方インチ | 中くらい〜やや速い |
| SPEED MP L / MP UL | 約275〜285g | 約330mm前後でややトップ寄り | 100平方インチ | ゆっくり〜中くらい |
| SPEED TEAM | 約265〜285g | 約320〜340mmでトップ寄り | 100平方インチ | ゆっくり |
表を見ると、ヘッドのスピードシリーズはヘッドスピードの速さに応じて重量とバランスが段階的に変化しているのが分かります。速いヘッドスピードの人ほど重くて手元寄りのモデルを選び、ゆっくりめのヘッドスピードの人ほど軽くてトップ寄りのモデルを選ぶと、振り抜きやすさとボールの飛びのバランスが取りやすくなります。
MP L・MP UL・TEAMはゆっくりしたヘッドスピードを助ける
スピードMP LやMP UL、TEAMといった軽量モデルは、ヘッドスピードがそれほど速くない人でもラケット側のパワーでボールを前に運びやすい仕様になっています。トップ寄りのバランスと厚めのフレームがボールを楽に飛ばしてくれるので、体力に自信がない人や、ヘッドのスピードシリーズを初めて試したい人の入り口として使いやすい選択肢になります。
このように、ヘッドのスピードシリーズはヘッドスピードの違いに応じてモデルがきれいに階段状に並んでいます。自分のスイングがどのゾーンに近いかをイメージしながら、次の章で具体的な選び方の手順を確認していきましょう。
ヘッドのスピードシリーズをヘッドスピードとプレースタイルで選ぶ手順
ヘッドのスピードシリーズから1本を選ぶとき、いきなり重量だけで決めてしまうとヘッドスピードとプレースタイルのバランスが崩れやすくなります。ここでは、自分のヘッドスピードを大まかにイメージしながら、プレー内容に合わせてモデルを絞り込む具体的な手順を見ていきましょう。
ストローク中心かオールラウンドかを先に決める
まず、自分がストローク中心でラリーを組み立てるタイプなのか、ネットプレーも多いオールラウンドタイプなのかを整理してみましょう。ストローク主体でヘッドスピードが速い人ならスピードプロやスピードツアーが候補になり、ストロークもボレーもバランス良く使う人ならスピードMPを軸に軽量モデルも視野に入れると決めやすくなります。
フラット系かスピン系かでガットパターンを考える
同じヘッドのスピードシリーズでも、18×20の細かいパターンか16×19の標準パターンかでヘッドスピードとの相性が変わります。フラットドライブ気味に厚く当てる人や、速いヘッドスピードでも弾道を抑えたい人は18×20のスピードプロ寄り、スピンをしっかりかけて高い弾道で攻めたい人は16×19のMP系モデルを中心に検討していくと方向性が見えやすくなります。
- 回転を多めに使いたいなら16×19のスピードMP系
- 弾道を抑えつつ攻撃的に打ちたいなら18×20のスピードプロ系
- ヘッドスピードがそれほど速くない人は16×19でたわみを使う
- テンポの速いラリーを重視する人はコントロール寄りを意識
- バックハンドが苦手ならやや軽めのモデルを優先
- サーブでスピードを出したいなら重さとバランスの両方を確認
- ダブルス中心ならボレーの取り回しやすさも忘れずチェック
ガットパターンやプレースタイルをこのように整理しておくと、ヘッドスピードだけでなく実際の試合で使うショットとの相性も見えてきます。ヘッドのスピードシリーズはどのモデルでも基本性能のバランスが良いので、プレースタイルで方向性を決めたうえで、次にヘッドスピードに合う重量とバランスを詰めていくのが失敗しにくい順番になります。
ヘッドスピードに合わせた重量とバランスの目安チェック
ざっくりとした目安として、速いヘッドスピードで振れる人は300g以上かつ手元寄りバランス、標準的なヘッドスピードなら300g前後で標準バランス、ゆっくりめなら280g前後の軽量〜ややトップ寄りのモデルを基準に考えると分かりやすいです。今使っているラケットより重くしたいのか軽くしたいのか、ヘッドバランスを変えたいのかを意識して比較すると、ヘッドのスピードシリーズの中でどのモデルがステップアップや乗り換えに向いているかが見えてきます。

ヘッドのスピードシリーズは無理に重いモデルを選ぶより、自分のヘッドスピードで気持ちよく振り切れる重さを優先するのが安全だワン。
ヘッドスピードとプレースタイルを組み合わせて考えると、自分にとって「振り切れる範囲の中で一番重いモデル」が狙い目になりやすいです。次の章では、その選んだモデルの性能をヘッドスピードに合わせて最大限に生かすセッティングの考え方を見ていきましょう。
ヘッドのスピードシリーズの性能をヘッドスピードに合わせて引き出すセッティング
ヘッドのスピードシリーズは、そのままでもバランスの良いラケットですが、ガットやテンション、グリップや重さの微調整でヘッドスピードとの相性をさらに高めることができます。ここでは難しいチューニングではなく、一般的なプレーヤーでも試しやすい基本的なセッティングの方向性を押さえていきましょう。
ガットの種類とテンションでヘッドスピードをコントロールする
ヘッドスピードが速い人は、ボールが飛びすぎないようにやや硬めのポリ系ガットや高めのテンションを選ぶと、スピードシリーズのコントロール性能を引き出しやすくなります。逆にヘッドスピードがゆっくりめの人は、ナイロン系ややわらかめのポリ、少し低めのテンションにすると、ラケットとガットのたわみを使って楽にボールを飛ばせます。
- ヘッドスピードが速くアウトしやすい人はテンションを少し上げる
- ボールがネットにかかりやすい人はやわらかめのガットでテンションを下げる
- スピードプロなど重めのモデルは、やや低めのテンションで球持ちを活かす
- スピードMP LやTEAMは、張りすぎるとボールが失速しやすいので注意する
- スピンを多用する人は、目の粗いパターンとやや高めテンションの組み合わせを試す
- 試合前に一気に大きく変えず、小さなステップでテンションを調整する
- ガットの種類を変えたときはヘッドスピードの感覚も一緒にメモしておく
ガットとテンションの調整は、ヘッドのスピードシリーズの性格を大きく変えてしまうほどの影響力があります。ヘッドスピードの速さとミスの傾向を観察しながら、一度に大きく変えず少しずつセッティングを動かしていくと、自分のスイングに合った気持ちよいフィーリングに近づけていくことができます。
グリップサイズと太さでヘッドスピードの再現性を高める
同じヘッドスピードでも、グリップが太すぎると手首が固まり、細すぎると余計な力が入りやすくなります。ヘッドのスピードシリーズでは標準的なグリップサイズが多いので、オーバーグリップを巻く回数や厚さを調整して、リラックスして握れてなおかつ振り遅れない太さを探るとヘッドスピードの再現性が高まりやすくなります。
重さとバランス調整でヘッドのスピードシリーズを微調整する
ある程度モデルが決まった後は、鉛テープやグリップエンドの重さで微調整する方法もあります。ヘッドスピードが速いのにオフセンターで打ち負けるなら少しトップ側に、ラケットが振り重く感じるならグリップエンド側に重さを足すなど、小さな調整でヘッドのスピードシリーズのフィーリングを自分好みに近づけることができます。
セッティングを工夫することで、同じヘッドスピードでもボールの質や安定感が大きく変わります。無理に難しいカスタムに走る必要はなく、自分のヘッドスピードやミスの傾向を観察しながら、少しずつ変えていくことが安心です。
ヘッドのスピードシリーズでヘッドスピードを生かした事例と失敗例
ここからは、ヘッドのスピードシリーズに持ち替えたときのイメージを具体的に持てるよう、ヘッドスピード別の事例とよくある失敗パターンを紹介します。自分のヘッドスピードやプレースタイルに近いケースを探しながら、同じ失敗を避けるヒントにしていきましょう。
中級者がSPEED MPでヘッドスピードを安定させたケース
週に数回プレーする中級者で、ラリー中はそれなりにヘッドスピードが出るものの、試合になると振り遅れが増えてしまうという人がいました。重量280g台のラケットからスピードMPに替えたところ、最初こそ重さを感じたものの、数回の練習でヘッドスピードが一定になり、深いボールを安定して打てるようになったという声がよく聞かれます。
上級者がPROやTOURでヘッドスピードを最大限に生かしたケース
もともとヘッドスピードが速く、軌道を抑えたフラットドライブで攻める上級者が、スピードMPからスピードプロやスピードツアーに移行するケースもあります。より手元寄りのバランスと細かいストリングパターンにより、振っていった時の打球のばらつきが減り、試合終盤でも同じヘッドスピードで振り抜ける安心感が得られたという印象を持つ人が多いです。
ヘッドのスピードシリーズ選びで起こりがちな失敗と対策
ヘッドのスピードシリーズでよくある失敗は、見た目や上級者の使用モデルに憧れて、ヘッドスピードに対して重すぎるモデルを選んでしまうことです。試合になると振り切れずに差し込まれたり、逆に軽さだけで選んで打ち負けてしまったりするので、自分のヘッドスピードで無理なくフルスイングできる範囲からモデルを選ぶことが何よりも大切になります。

値段やデザインだけで決めてしまうと、ヘッドスピードに合わず振り遅れや飛びすぎの原因になるから注意だワン。
よくある疑問にも簡単に触れておきます。ヘッドスピードとヘッドのスピードシリーズに関する代表的な質問と答えをまとめたので、自分の悩みに近いものがないかチェックしてみてください。
Q1. 初級者でもスピードシリーズを使えますか?A1. 軽量のMP LやTEAMならヘッドスピードがゆっくりでも振り抜きやすく、基礎を覚えながら使うには十分に扱いやすいモデルになります。
Q2. ヘッドスピードが遅いとスピードMPは難しいですか?A2. スイングを大きく取りしっかり振り切れるなら問題ありませんが、振り遅れが多い人はまず軽いモデルから試していく方が安心です。
Q3. ス

