
ダブルスのときどこに立てばいいか分からなくて、毎回ポジションで迷ってしまう人は一度整理してみると楽になるんだワン?
ダブルスの試合で相手より緊張してしまうのは、テニスのダブルスポジションに迷ってどこに立てばいいか分からないときではないでしょうか?何となくその場の感覚で動いているとペアとぶつかったりコートに大きな空きができてしまい、ラリーが続かず悔しい思いをしやすくなります。
この記事ではテニスのダブルスポジションをサーブ側とリターン側、攻めと守り、レベル別の視点で整理し、試合中に迷わない立ち位置と動き方のイメージを持てるようになることを目指します。読み終えたころにはペアと共有できるシンプルなルールがまとまり、次の試合でさっそく試してみたくなるはずです。
- サーブ側とリターン側の基本の立ち位置の目安
- 前衛と後衛の役割を活かすポジションの決め方
- レベル別に無理なく進める練習と確認ドリル
テニスのダブルスポジションの基本と考え方
まずはテニスのダブルスポジションの全体像をつかむと、細かい戦術の違いに惑わされず自信を持って動きやすくなります。ここではコートをどう切り分けて役割を分担するかという視点から、どのレベルでも使えるベースの考え方を整理してみましょう。
コートを四つに割ってテニスのダブルスポジションをイメージする
自分たちのコートを縦と横で大まかに四つに割り、「このゾーンは前衛が優先」「このゾーンは後衛が優先」と決めておくと、テニスのダブルスポジションの迷いがぐっと減ります。例えばクロス側の深いエリアは後衛、ネット近くのセンター付近は前衛というように担当を決めておけば、ラリー中に「どっちが行く?」と戸惑う場面が少なくなります。
前衛と後衛の役割からテニスのダブルスポジションを見る
一般的なダブルスでは後衛がラリーをつなぎコースを作り、前衛がチャンスボールを決める分担が基準になります。後衛はストロークの安定と配球に集中し、前衛はネット近くで常に相手の視界に入りつつセンターとストレートの両方をにらむポジションを取ることで、攻守のバランスが整ったテニスのダブルスポジションになります。
雁行陣での基本的なテニスのダブルスポジション
雁行陣は後衛がベースライン付近、前衛がネット付近に立つ最もオーソドックスな陣形で、多くのスクールや入門書がまず推奨する形です。:contentReference[oaicite:0]{index=0}
後衛は主にクロス方向へ深くつなぎ、前衛はサービスボックス中央付近から相手後衛のショットに合わせてポーチやストレートケアに動くことで、コートの前後を効率よくカバーできます。雁行陣で役割分担をはっきりさせると、テニスのダブルスポジションの基本が自然に身につきやすくなります。
並行陣など他の陣形とテニスのダブルスポジション
並行陣は二人ともネット付近に並ぶ攻撃的な陣形で、相手の時間を奪ってプレッシャーをかけやすい一方、ロブへの対応など守備の負担が増える特徴があります。:contentReference[oaicite:1]{index=1}
ほかにも二人が後ろに下がる後ろ並行陣や、サーブ側の前衛がセンター付近にしゃがむアイフォーメーション、片側に寄るオーストラリアンなどがあり、どれも前衛と後衛の役割配分をどう変えるかという視点でポジションを決めています。:contentReference[oaicite:2]{index=2}
共通原則としてのテニスのダブルスポジションのチェックリスト
陣形が違ってもテニスのダブルスポジションの原則が分かっていれば、「この場面はどこに立つべき?」と迷いにくくなります。次のチェックリストをペアで共有しておくと、試合中に細かく指示を出さなくても自然と良いポジションに立てるようになります。
- ペアの間に大きな空間を残さないように立つ
- ボールより前に出過ぎず打点との距離を保つ
- 相手より少し斜め前に出てプレッシャーをかける
- 迷ったらクロス側とセンター側の守備を優先する
- ストレートをケアしつつセンターを譲り過ぎない
- 打った人が自分の空けたスペースを素早く埋める
- 常に次の一球のコースを予測して準備しておく
この七つを意識すると、自分のショットの後に自然と次のポジションへ移動する習慣がつきます。ペアとチェックリストを声に出しながら確認していくことで、テニスのダブルスポジションの基準が二人の中でそろっていくでしょう。
まずは雁行陣をベースにここで挙げた原則を意識してみましょう。いきなり難しい陣形を増やすよりも、一つの陣形でポジションの精度を高める方がミスが減りやすく、ペアの信頼感も育っていきます。
サーブゲームで意識したいテニスのダブルスポジション
サービスゲームで失点が続くとき、多くの人はサーブそのものを疑いますが、実はテニスのダブルスポジションがばらついていることも原因になりやすいです。サーブ側の二人がどの高さと幅を守るかを決めておくだけで、同じサーブでも相手に与えるプレッシャーが大きく変わっていきます。
サーバーの立ち位置とコースで決まるテニスのダブルスポジション
サーバーは基本的にセンターマークとサイドラインの中間付近に構え、打ちたいコースに応じて半歩ほど位置をずらすとコースの角度を作りやすくなります。例えばセンターを狙うならややセンター寄り、ワイドを狙うならシングルスライン寄りに立ち、その結果生まれる自分と前衛のカバー範囲を事前に話し合っておくと動きがスムーズになります。
またファーストサーブでは安全にコースを散らし、セカンドサーブでは狙いを絞って後の展開を決めておくと、サーブの威力だけに頼らないテニスのダブルスポジションが作れます。サーバー自身も次にどこへ動くかを決めてから構えることで、サーブ後の一歩目が速くなりネットへ詰めるか後ろに残るかの判断も迷いにくくなります。
サーバーのペアの初期ポジションとプレッシャーのかけ方
サーブ側の前衛はサービスボックスの中央付近、ネットから二歩ほど下がった位置を基準にすると、ストレートとセンターの両方に素早く反応しやすくなります。:contentReference[oaicite:3]{index=3}
このとき相手リターナーの真正面に立つと狙いを絞られにくく、わずかなポジションの差で相手に大きなプレッシャーを与えられます。サーブ前に「このポイントはセンター重視」「ストレート警戒」など一言だけでも確認しておくと、二人のテニスのダブルスポジションの意図が揃いやすくなります。
| サーブコース | サーバーのねらい | 前衛の立ち位置 | 前衛のねらい | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| センター深く | 相手後衛を下げたい | サービスボックス中央やや内側 | センターを締めてポーチを狙う | 深いロブに備えて一歩下がる余裕を持つ |
| ワイド | 相手をコート外へ追い出す | ネット寄りのクロス側 | ストレートケアを優先する | 抜かれたらサーバーが必ずカバーする |
| ボディ | リターナーを窮屈にする | センターライン寄り | どちらにも動ける中間位置を取る | 球筋を見てから大きく動き過ぎない |
| セカンドセンター | ラリー開始を安定させる | やや後ろへ下がる | ポーチより守備を優先する | 無理に決めに行かず次の一球を準備する |
| セカンドワイド | 甘いリターンを引き出す | クロス側で前に詰める | 浮いたボールを積極的に仕留める | ロブ警戒で体重を前に乗せ過ぎない |
この表はあくまで目安ですが、サーブコースごとに前衛の立ち位置と役割を決めておくと、二人で同じイメージを持ってポイントを組み立てやすくなります。試合前の作戦タイムで自分たちなりの表を作り、テニスのダブルスポジションをペア専用の「型」として共有していきましょう。
サーブ後の前詰めとポジションチェンジ
良いファーストサーブが入ったときはサーバーがすぐに一歩前へ入り、相手のリターンが浮いたらサーブアンドボレー気味に前へ詰めると、自然に並行陣寄りの攻撃的なテニスのダブルスポジションになります。一方でリターンが鋭くクロスに来たときはサーバーはベースライン付近に残り、前衛がセンターを優先して守る形に切り替え無理な前詰めでオープンスペースを作らないことが大切です。
ラリーが続く中で攻めに転じたい場面では、後衛が浅めのボールを打てたタイミングで前へ出てペアと左右を入れ替えるなど、小さなポジションチェンジを使うと主導権を握りやすくなります。サーブゲームでのこうした合図を事前に決めておくと、試合の流れに合わせて自然に陣形を変えられるようになります。
サーブ側が二人で同じストーリーを描きながら動けるようになると、テニスのダブルスポジションが安定し多少サーブが入らなくてもキープ率を大きく落とさずに戦えます。特別なコースを打てなくても立ち位置と役割をはっきりさせるだけで十分にプレッシャーをかけられると感じられるはずです。
リターンゲームで使い分けるテニスのダブルスポジション
リターンゲームでは相手サーブの威力に目が行きがちですが、実際にはリターナーとそのペアのテニスのダブルスポジション次第でブレイクチャンスの数が大きく変わります。ここではサーブの速さに応じた立ち位置と相手前衛へのプレッシャーのかけ方を整理し、守りだけでなく攻めに転じられる配置を目指していきましょう。
リターナーの立ち位置と狙いから考えるテニスのダブルスポジション
ファーストサーブに対してはベースラインより半歩から一歩後ろに下がり、センター寄りを基準位置としてボディ付近を安全に返す意識を持つとリターンミスが減ります。:contentReference[oaicite:4]{index=4}
セカンドサーブでは一歩前に入りサービスラインとベースラインの中間付近から打つことで、相手に時間を与えずに攻撃的なリターンを打ち込みやすくなり、自然と前向きなテニスのダブルスポジションを作れます。
リターナーのペアのポジションと相手前衛へのケア
リターン側の前衛はサーブ側の前衛より少し下がったサービスライン付近を基準に立ち、相手前衛と相手後衛の両方を視界に入れながらセンターを優先して守るとバランスが良くなります。:contentReference[oaicite:5]{index=5}

リターン側の前衛がボールばかり見ていると、相手前衛の動き出しに気付くのが遅れてセンターを簡単に抜かれることが多いだワン。
このときサイドラインに張り付き過ぎるとセンターに大きな穴が空き、クロスへの強打一発でポイントを失いやすくなるので、サイドはリターナーに任せ気味にして自分はセンターライン周辺を守る意識を持つことが大切です。相手前衛の動き出しをよく観察しボールではなくラケットの準備を見て一歩早く動き出すことが、リターンゲームで主導権を取る近道になります。
セカンドサーブで攻めるテニスのダブルスポジション
セカンドサーブが甘くなりやすい相手には、リターナーがコートの中に入りペアの前衛もサービスボックス寄りに詰めて並行陣に近い配置を取ると、一気に攻撃的なテニスのダブルスポジションになります。このときリターナーはクロスへの強打だけでなく相手前衛の足元やセンターへの深いボールも選択肢に入れ、相手に狙いを読まれないようにしましょう。
リターンゲームで毎回攻める必要はありませんが、「このポイントは前に詰めてプレッシャーをかける」という場面をゲームごとに数回決めておくと、相手サーバーに常に心理的な負荷をかけられます。リターン側二人で声を掛け合いながらこうしたメリハリを付けることで、ブレイクの確率をじわじわ上げていけます。
リターンゲームのテニスのダブルスポジションは受け身になりやすいですが、立ち位置と役割を決めておくだけで十分に攻撃の起点に変えられます。強い相手ほどリターンゲームの数少ないチャンスが勝敗を分けるので、自分たちなりのパターンを持っておくと安心です。
守備とカバーから見るテニスのダブルスポジション
ダブルスのラリーが速くなるほど、攻撃の形よりもまず守備とカバーのテニスのダブルスポジションが整っているかどうかが安定感を左右します。ここでは相手の攻撃パターンに応じてどのように位置を調整し、ペアのどちらかが抜かれてもすぐにやり直せる形を作る考え方を確認しておくのがおすすめです。
相手の攻撃パターン別に調整するテニスのダブルスポジション
相手後衛がクロスにばかり打ってくるタイプなら、こちらの前衛はややクロス側に寄りセンターを半歩締めるなど、ボールの傾向に合わせて立ち位置を微調整すると守備範囲を無理なく広げられます。逆にストレートアタックが多い相手には前衛は少し後ろに下がってストレートの通り道を塞ぎ、後衛がセンターを一歩カバーすることでコートの穴をなくしていきます。
大事なのはどちらかが大きく動いたときにはもう一人が必ず反対側のスペースを埋めるというルールを持ち、テニスのダブルスポジションのバランスを常に保つことです。これをサボると一発の強打やロブで一気に形が崩れてしまうため、試合中も声掛けでお互いの位置を確認する習慣を付けておきましょう。
ロブに対するテニスのダブルスポジションとスイッチ
前衛の頭上を抜くロブに対しては二人が同時にボールを追うのではなく、どちらがスマッシュを打ちどちらが前に残るかを素早く決めるポジションのルールが重要になります。例えば後衛側のロブなら後衛が下がってスマッシュを担当し、前衛はセンター付近に残って相手のカウンターに備えると攻守がスムーズに入れ替わります。
ロブが深くて後衛一人では追いつきにくいと感じたら、前衛が後ろへ下がり後衛が前へ出るスイッチを選ぶのも一つの手です。このときも二人で声を出し合いながらスイッチ後にどの高さで守るかを瞬時に決めることが、テニスのダブルスポジションを崩さずにラリーを続けるコツになります。
前衛が抜かれたときのカバーリングと再配置
前衛の横をパスショットで抜かれたとき、前衛が振り向いてボールを追いかけると体の向きが乱れ次のショットに備える余裕がなくなりがちです。この場面では後衛がボールを追い前衛は素早くセンター付近へ下がって次のボールに備えると、失点を最小限に抑えながらテニスのダブルスポジションを立て直せます。
ラリーの中で形が崩れたあとにどの高さと幅へ戻るかをペアで決めておくと、多少崩されても数球のうちに元の陣形に再配置しやすくなります。攻撃がうまくいかないときほどこの「戻る位置」を丁寧に確認することで、粘り強く戦えるようになります。
守備の場面のテニスのダブルスポジションは地味に見えますが、ここが安定すると相手の強打に慌てなくなり自分たちの攻撃に割けるエネルギーも増えていきます。一球ごとに完璧を目指すよりも崩れたら素早く戻すという考え方で練習していくと、気持ちにも余裕が生まれるでしょう。
レベル別に身につけるテニスのダブルスポジション
同じテニスのダブルスポジションでも初心者と上級者では目指す精度や意識するポイントが少しずつ違います。ここではレベル別に重点を変えながら無理なくステップアップしていくための考え方と練習のヒントを整理し、一つずつ試してみましょう。
初心者が押さえたいテニスのダブルスポジションの基本チェック
ダブルスを始めたばかりの段階では複雑な陣形よりも雁行陣一択で構わないので、サーブ側もリターン側も「前衛はネット付近」「後衛はベースライン付近」という位置関係を徹底することが大切です。まずはボールをつなぐこととコートに大きな穴を作らないことを最優先にし、攻撃はチャンスボールが来たときだけ狙うくらいの意識でテニスのダブルスポジションを安定させていきます。:contentReference[oaicite:6]{index=6}
練習ではゲーム形式の前に球出しやラリードリルでポジションだけを確認し、コーチやペアに立ち位置を指摘してもらいながら「ここなら安心」という位置を体で覚えていくと上達が早くなります。サーブとリターンのたびに自分で同じ場所に立てるようになるとプレー全体のリズムも安定してきます。
中級者が試したいテニスのダブルスポジションの応用
中級レベルになったら雁行陣を軸に状況に応じて一人が前へ出て並行陣気味になるパターンや、後ろ並行陣で守ってから前へ詰めるパターンなど、二つの陣形をつなぐイメージを持つと戦術の幅が広がります。:contentReference[oaicite:7]{index=7}
例えば浅いボールを後衛がクロスへ打てたら前へ出る、ロブで相手を下げられたら二人でネットに詰めるなど、ショットの質とポジション変化を結び付けておくと自然に攻撃的なテニスのダブルスポジションへ移行できるようになります。

ポジションの練習ではダッシュよりも、決めた歩数と向きを正確に繰り返すことを意識すると試合で再現しやすくなるんだワン。
上級者を目標にしたテニスのダブルスポジション練習メニュー
さらに上を目指す段階ではポジションを頭で理解するだけでなく、決めた動きを反射的にこなせるように練習で反復することが欠かせません。次のようなメニューを取り入れると、試合中でも迷いなく動けるテニスのダブルスポジションが身についていきます。
- サーブから三球目まで前衛と後衛の動きを固定して繰り返す
- リターンから並行陣へ移行するまでを片側だけで集中的に練習する
- ロブが上がった瞬間にスイッチするパターンを左右入れ替えて行う
- クロスラリーから前衛のポーチに発展させるシナリオを決めて打つ
- 相手の陣形変化に合わせて立ち位置をコールするコミュニケーション練習
- ノーポイントでポジションだけを動かすフットワークドリルを行う
- 一ゲームごとに陣形テーマを決めて試合形式で確認する
これらのメニューは球数自体は多くなくても、ポジションの移動と声掛けをセットで繰り返すことが目的です。短時間でも集中して行えば、テニスのダブルスポジションを体で覚えられ本番の試合で自然と足が動くようになります。
レベルが上がるほどテニスのダブルスポジションの細かい違いが勝ち負けを左右しますが、焦って全部を一度に取り入れる必要はありません。自分の課題に合ったメニューを一つずつ習慣化し試合ごとに少しずつ新しい動きを増やしていくと、気付いたときには自然に上級者らしい立ち位置が身についているはずです。
テニスのダブルスポジションのまとめ
テニスのダブルスポジションは雁行陣や並行陣といった名前よりも、「どの高さと幅を誰が守るか」というシンプルな原則で整理すると理解しやすくなります。サーブ側とリターン側それぞれのゲームで立ち位置と役割をあらかじめ決めておけば、試合中の迷いが減りショットに集中しやすくなります。
多くの指導現場や解説でも、まず雁行陣の前衛と後衛の役割をはっきりさせ、そのうえで並行陣やスイッチなどの応用を足していく段階的な習得が推奨されています。:contentReference[oaicite:8]{index=8}あなたもペアと話し合いながら自分たちのスタイルに合う基本形をまず一つ決め、この記事で紹介したチェックリストや練習メニューを週ごとに一つずつ取り入れてみてください。
テニスのダブルスポジションが安定してくるとラリー中に考えるべきことが整理され、試合の終盤になっても体力だけでなく判断力を保ちやすくなります。結果としてポイントを取られても慌てずに次の一球へ気持ちを切り替えられるようになり、ダブルスの試合そのものを今まで以上に楽しめるようになるはずです。

